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    <title>未来について話そう | 後藤正文 | THE FUTURE TIMES</title>
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    <updated>2026-05-28</updated>
    
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    <title>THE FUTURE TIMES 9号の発行に寄せて</title>
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    <published>2018-12-25</published>
    <updated>2026-05-28</updated>

    <summary> 　特別号の発行があったものの、8号から随分と時間が経ってしまいました。 　スタ...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
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        <![CDATA[<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2018/12/hyo1-178.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2018/12/hyo1-178.php','popup','width=1500,height=2118,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><br />
<img alt="hyo1.jpg" class="mt-image-left" height="423" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2018/12/hyo1-thumb-300x423-178.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>　特別号の発行があったものの、8号から随分と時間が経ってしまいました。<br />
<br />
　スタッフそれぞれに生活があり、かつ、それぞれが自分の余暇を持ち寄って、この新聞は制作されています。「継続は力なり」という言葉は、文字通り継続することの重要性を表すとともに、継続することは難しいのだということもまた、表しているのだと痛感します。<br />
<br />
　震災直後の、どこかから湧き出た何らかの使命感を燃料に進んでいるうち、心も身体も、どうしたって平素の温度を取り戻してゆきます。「何かをしたい」の頭上から、日々のしなければならないことが降り積もって、歩む足が重くなることもあります。<br />
<br />
　そんな季節を経て、なんとか9号を作ることができました。持続可能なペースと、自分たちの表現欲求とを擦り合わせながら、できる限り悪あがきしたいと思っています。<br />
<br />
　今号は「新しい価値観」と題して、ユニークな人たちについて特集しました。ロックバンドのCHAIと作家の温又柔さんのロングインタビューと、僕の地元である牧之原のバイオガスプラントを取材しました。<br />
<br />
　9号は12月26日から配布されます。年末の配送になってしまいましたので、地域によって多少のタイムラグがあります。お近くに配布先がない方は、随時アップされるWEBの記事もチェックしてみてください。紙面にはない記事も、引き続き制作してゆこうと考えています。<br />
<br />
　最後に、紙面の僕の連載「未来について話そう」をここに引用します。<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>　<ins>未来について話そう</ins></strong><br />
<br />
　「これだ」という楽曲ができる度に、「たった一曲で世界が変わるんじゃないか」と僕は思う。<br />
<br />
　そうした誇大妄想はもろくも崩れて、世間的なヒット作としての評価は受けられずに、いつもがっかりしている。<br />
<br />
　けれども、その曲が「ある世界」と「ない世界」のどちらがマシなのかと問われれば、間違いなく「ある世界」を僕は選ぶ。世界を変えられなくても、僕自身は間違いなく、その曲の誕生以前と以後では、何から何まで違う。<br />
<br />
　これは音楽だけに限ったことではないと僕は思う。「社会をより良く変えたい」と願っていても、僕らにできることは少ない。<br />
<br />
　たとえば、明日らか、誰しもが貧困や差別について考えなくても済むような発明はできない。<br />
<br />
　ただ、差別や貧困のない世界を僕らが求めている社会と、求めていない社会とでは、大きな違いがある。どちらがマシかは言うまでもない。<br />
<br />
　今後のテーマは「新しい価値観」。言い換えれば、オルタナティブ。<br />
<br />
　世の中に履いて捨てるほどあるインスタントな「新しさ」のなかで、温又柔さんやCHAIの面々が持つ「朗らかさ」と「柔らかい強さ」こそが、時代の波風を乗り越えて、誰かの頰を撫でたり、背中を押したりする感触としての「新しさ」を持っていると思う。<br />
<br />
　と、書いた側から、疑問に思う。「新しい価値観」ってなんだろう。<br />
<br />
　世間的には、全然新しくないかもしれない。ちょっとだけ誇らしく胸を張るだけのことかもしれない。<br />
<br />
　けれども、君や僕が昨日まで知らなかったこと、思いもしなかったこと、やってもみなかったこと、それらはずべて、君や僕にとっての新しい何かだろう。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
	後藤正文</div>
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    <title>THE FUTURE TIMES 特別号</title>
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    <published>2017-08-24</published>
    <updated>2017-09-26</updated>

    <summary> 『THE FUTURE TIMES』の特別号が完成しました。 　最初の号を発行...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
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        <![CDATA[<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/TFT-special2017.jpg"><br />
<img alt="TFT-special2017.jpg" class="mt-image-left" height="424" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2017/08/TFT-special2017-thumb-300x424-171.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>『THE FUTURE TIMES』の特別号が完成しました。<br />
<br />
　最初の号を発行してから6年。「継続は力なり」という言葉が逆説的に表すように、仲間たちと制作している『THE FUTURE TIMES』も、5年目を過ぎてから、「続けることの難しさ」に直面していました。<br />
<br />
　それは、モチベーションの問題ではなく、生活や本業など、時間的な制約の問題でした。この新聞は編集メンバーが無償で労力や時間を持ち寄って、「行動を社会に寄付する」ことを目指して、制作してきたフリーペーパーです。<br />
<br />
　改めて、持続可能な発行のペースや方法について、再考しなければならないタイミングなのだと僕は考えていました。<br />
<br />
<br />
<br />
　そんななか、『THE FUTURE TIMES』の記事に登場していただいた<a href="http://www.thefuturetimes.jp/archive/no07/takeuchi/" target="_blank">建築家の竹内昌義さん</a>と<a href="http://www.thefuturetimes.jp/archive/no07/kurashikata/" target="_blank">「暮らし方冒険家」の伊藤菜衣子さん</a>からのお誘いで、日本全国のユニークな活動をしているひとたちを紹介する展示会に、キュレーターのひとりとして参加することになりました。<br />
<br />
　展示会の名前は「NIPPONの47人 2017 これからの暮らし方 -OFF-Grid Life」展です。<br />
<br />
　住まい、食べもの、エネルギー、働き方、流通、街づくりなどに関わる人たちを紹介する展示会で、渋谷のヒカリエにある『d47 MUSEUM』で10月9日まで行われます。<br />
<br />
　その展示会にて、8月25日から『THE FUTURE TIMES』の特別号を配布します。<br />
<br />
『THE FUTURE TIMES』の配布の有無に関わらず、「これからの暮らし方」展はとてもユニークな展示会です。47人の活動（『THE FUTURE TIMES』も出展しているので、本当は46人）は、僕たちの暮らしに違った角度からの目線を与えてくれます。<br />
<br />
　例えば、僕自身、いくら面白いと思っても、明日からエネルギーを自給するエコハウスには住めません。けれども、そういった暮らし方や方法があるのだということを知るだけで、どこか自分の暮らしまで変わったように感じます。それは、もしかしたら僕もいつか同じようにできるかもしれない、という選択肢が自分の生活に加わるからだと思います。<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/OGL2.jpg"><img alt="OGL2.jpg" class="mt-image-left" height="373" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2017/08/OGL2-thumb-560x373-173.jpg" style="float: left; margin: 0px 20px 20px 0px;" width="560" /></a>　47人がそれぞれ楽しそうに活動しているところも魅力的です。啓蒙、みたいな雰囲気とは真逆の、好きでやっていることがいつの間にかスタンダードになってしまうような、そんな予感を孕んだ活動ばかりです。<br />
<br />
　ユニークな展示会への参加は、初心に立ち返る機会となりました。<br />
<br />
　『THE FUTURE TIMES』が掲げているコンセプトのひとつは、「街に出る」ということです。身体のあるメディアに収められた情報を、自分の身体を使って手に入れる。それはネット時代の便利さとは真逆のもの。しかし、不便だけれど、鈍い身体を実際に動かすことで生まれる体験としての強度がある。そんなふうに僕らは考えて、『THE FUTURE TIMES』を紙の新聞として配布しています。<br />
<br />
　渋谷の町まで出られる方ばかりではないと思いますがが、お近くの方は是非、会場で手に取ってください。<br />
<br />
　とはいえ、インターネットの便利さも存分に使いたいと考えています。web版は展覧会が終わる頃にアップしますので、会場に行きたくても行けない方はそちらでお読みください。よろしくお願いします。<br />
<br />
　僕たち『THE FUTURE TIMES』も、真剣に悩みながらも楽しく、豊かな紙面を、これからも作って行きます。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
	THE FUTURE TIMES編集長<br />
	後藤正文</div>
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    <title>THE FUTURE TIMES 8号の発行に寄せて</title>
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    <published>2016-03-13</published>
    <updated>2016-03-14</updated>

    <summary><![CDATA[ 	&nbsp; 	　震災から5年が経ちました。あっと言う間に過ぎた3年目という...]]></summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<p>
	&nbsp;</p>
<p>
	<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2016/03/tft08_hyo1-165.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2016/03/tft08_hyo1-165.php','popup','width=729,height=1032,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="tft08_hyo1.jpg" class="mt-image-left" height="424" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2016/03/tft08_hyo1-thumb-300x424-165.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>　震災から5年が経ちました。あっと言う間に過ぎた3年目という節目から、どこへも進めていないような気がして、胸の奥が焦燥感でギリギリと締めつけられます。<br />
	<br />
	　一方で、中央集権的な意味での「東京」は、オリンピックを旗印にグングンと加速して、そのスピード感に目まいがします。「聖火台のないメインスタジアム」や「免震棟のない原子力発電所」。そんな冗談みたいな話題を撒き散らしながら、僕らの社会は一体どこに向かって進んでいるのでしょうか。<br />
	<br />
	　それでも、僕らの手のなかでクシャクシャになった「誠実さ」のようなフィーリングが、誰しもの手のひらにもあることを信じて、僕は仲間たちと『THE FUTURE TIMES』の8号を作りました。<br />
	<br />
	<br />
	<br />
	　特集テーマは「5年後の現在地」です。<br />
	<br />
	　まずは、5号でも大反響をいただいた<a href="http://www.thefuturetimes.jp/archive/no05/akasaka/" target="_blank">記事</a>の続編として、赤坂憲雄先生と共に宮古から南三陸町まで、三陸沿岸を歩きました。そして防潮堤や嵩上げなど、大規模な土木作業が進む東北地方沿岸の町々を巡りながら、「身の丈」、「小さな成功例」などをキーワードに震災からの復興について語っていただきました。<br />
	<br />
	　また、本誌には何度も協力してくださっているジャーナリストの安田菜津紀さんと佐藤慧さんの取材に同行し、おふたりにはそれぞれ、長くその歩みを記録されている陸前高田にまつわる記事を寄稿いただきました。<br />
	<br />
	　今号では、作家の古川日出男さんと沖縄の南部戦跡と米軍基地、茨城から福島に広がる常磐炭鉱と福島第一原発のある双葉郡を旅して、距離だけでなく時間軸を跨いで、「Not In My Back Yard」問題についても考えました。「自分の裏庭になければいい」様々な施設を、我々はどんなところに委託して生活しているのか。外部と内部を隔てるもの、それを飛び越える力とは何か。震災の前からずっと考えていたことを、古川日出男さんの明晰な言葉とイメージの力を借りて文章化しました。是非とも読んでいただきたい記事です（発売中の「<a href="http://www.shinchosha.co.jp/shincho/" target="_blank">新潮</a>」4月号にも古川さんとの対談が掲載されています）。<br />
	<br />
	<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/_W1A8908.jpg"><img alt="_W1A8908.jpg" class="mt-image-center" height="359" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2016/03/_W1A8908-thumb-540x359-168.jpg" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" width="540" /></a>　その他、二階堂和美さんと寺尾紗穂さんのインタビューも掲載します。ふたりの温かい視点には学ぶことがたくさんありました。そんな温かみを象徴するかのように、惣田紗希さんが素敵な表紙を描いてくださいました。<br />
	<br />
	『THE FUTURE TIMES』8号は3月28日から配布します。配布先についてはトップページから配布先リストのページに移動できますので、そちらでご確認ください。<br />
	<br />
	　この新聞は無料です。震災の直後に仲間たちと「お金以外に寄付できることはないか」と考えて、制作をはじめました。今でも僕は震災後の無力感を思い出します。本当に、自分にできることは何もないのだと思い知らされるような巨大な出来ごとの真っ只中から、「それでも何かがしたい」という小さな力を持ち寄って、その想いをたよりにこれまで進んできました。どのくらい続ければ、その「何か」に辿りつけるのかはわかりませんが、こうして5年間続けられたことを嬉しく思います。<br />
	<br />
	　どこか窮屈さを増しているような社会のなかで、世の中を照らす灯火のひとつとして、これからも未来に対するポジティブなイメージを発信し続けたいです。<br />
	<br />
	　8号が皆様の手に届くことを願って。</p>
<p style="text-align: right;">
	THE FUTURE TIMES 編集長<br />
	後藤正文</p>
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    <title>編集長通信 4/1</title>
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    <published>2015-04-02</published>
    <updated>2015-04-03</updated>

    <summary> 『宝島AGES vol.2』にインタビュー記事が掲載されました。許可を得て、こ...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
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        <![CDATA[<br />
<br />
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style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="241" /><br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">『<a href="http://www.amazon.co.jp/宝島AGES-No-2-2015年-05-月号/dp/B00T3C6NS4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;qid=1427937512&amp;sr=8-1&amp;keywords=宝島ages" target="_blank">宝島AGES vol.2</a>』にインタビュー記事が掲載されました。許可を得て、この「編集長通信」へ転載することにしました。一読いただけましたら嬉しいです。<br />
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『THE FUTURE TIMES』に関するインタビューはいろいろなところで受けていますが、まだまだ、どういう経緯で立ち上げたモノなのか上手に説明できている実感がありません。</span><br />
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これまでの「ミュージシャンは政治性を持つべきではない」という言説がまだまだいろいろなところで抑圧的に働いて、とにかく誤解を受けることが多いというのも、正直なところです。<br />
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とはいえ、このくらいの社会活動／参加が過剰な政治性だと捉えられてしまう社会は、とても遅れているとも感じます。僕が仲間たちとやっているようなことが、とりわけ特別ではなくなるようになって欲しいし、そうなろうとしていると感じます。いろいろな人たちが、それぞれの場所で様々な活動していますから。市民の社会参加というのは、これからの日本のテーマではないでしょうか。随分とドライに過ごしてきた数十年がありますから。<br />
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以下の記事を転載させてくださいました『宝島AGES』の編集部の皆様に感謝します。紙面でも特集されていますので、機会があったら手にとってみてください。<br />
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<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">&nbsp;ーーTHE FUTURE TIMESを創刊した動機を教えてください。</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">東日本大震災の直後、「何か役に立ちたい」という思いをどうやって形にしたらいいのか、とても迷いました。義援金をいくら送っても、どうにも手応えがなくて途方に暮れました。そういった経験の中で、ふと、寄付できるのはお金だけではないと思ったんですね。例えば、ボランティアの人たちは「行動」や「時間」を社会に寄付している。それならば、僕もお金以外の何かを社会に寄付したいと考えました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
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<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">それともうひとつ、デモ行進以外にデモはないんだろうか、という思いも新聞作りのきっかけになっています。様々な問題について声を上げたいけれども、当時はいわゆるデモに対する偏見が今よりも存在していたように思います。そういった状況の中で、どうやって声を上げるのがいいのかを考えていました。ヒントになったのは音楽史です。中世ヨーロッパの吟遊詩人たちは、荘園や国々を渡り歩いて様々な情報を伝達する、新聞のような役割を担っていました。彼らを僕らのようなポピュラー音楽のミュージシャンの先祖と考えることもできます。その役割をそっくり現代に復活させてしまおうと思ったんですね。元来持っていた役割というのは、今の僕らにもどこかしら引き継がれているはずですから、無理なく役割を再現できるのではないかと考えたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
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<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">そういう流れから、THE FUTURE TIMESの創刊を思いつきました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
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<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーー数あるメディアの中からフリーペーパーという形態を選んだ理由はありますか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">無料であることには、とても意味があります。現代では、ほとんどのものが貨幣で価値を計られてしまいます。等価交換は僕らの暮らしの利便性を上げてくれましたけれど、どこかで歪さも抱えています。お金を支払った側が、対価としてのサービスを過剰に要求するような風潮も、最近では強く感じます。そういうなかで、無料であること、営利目的でないことは、ひとつのバグのようなかたちで、面白い作用があるのではないかと考えました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">そして、創刊の理念である「行動を寄付する」から考えて、無料であることが相応しいと考えました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーーTHE FUTURE TIMESは広告もなければ、お金をとっているわけでもありません。どうやって成り立たせているのでしょうか？　また、そのスタイルに至った後藤さんの考えをお聞かせください。</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">弾き語りイベントなどを行い、レコードやTシャツなど、物販での売上げを取材費や印刷費に回しています。イベントでは購入していただいたグッズになるべくサインをするようにしています。これは参加してくださる方への感謝でもありますし、想いを手渡しするような感覚を大事にしたいからです。売上げは預かったお金だと考えていますから、彼らと直接対面することで、自分の心も引き締まります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">それでも足りない分に関しては&hellip;、まあ、なんとかなるものです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<br />
<span style="color:#008000;"><span style="font-family: Helvetica;"><strong>ーー後藤さん自ら福島で取材もされていますが、取材をとおして、報道と現実の違いを感じたことはありますか？　</strong></span></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">報道と比較するのはとても難しいですね。マスメディアというのは、とにかく膨大な情報を扱っています。だから、広範囲で網羅的な反面、ニュースが消費されるのも早いように思います。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">その点、僕らの取材力には限界がありますから、マスメディアのようなやり方はできないんです。その変わり、同じところに何度も行くとか、そういった継続性によって記事の内容が立体化すると考えています。パッと現場だけ切り取るというよりは時間軸で捉えていくことで、報道とは違った何かを伝えることができたらと思います。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">そういう意味では、「福島」とまとめるには、あまりにも福島県は大きいし、あまりにも多くのひとが、それぞれの人生を歩んでいるという当たり前の事実に、目を向けて欲しいと取材を通して思いました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーー震災前から原発問題などに関心があったそうですが、THE FUTURE TIMESは、例えば「原発反対」や「脱原発」というメッセージよりも「新しいエネルギーの可能性」「新しい生活のカタチ」をひたすら探るという姿勢を貫いています。その理由は何ですか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">より良い社会を求めるために、反対の意思を表明することはとても大切です。ですが、もう少しスマートな方法を考えたかったのです。何より、自分自身が将来に希望を持てるような情報を掲載したかったんです。そうすると、やはり「こんな面白いアイデアがあるんだよ」という記事作りのほうが、単純にワクワクするんですね。ある種の深刻さを演出するよりも、こんなにも可能性があるんだ！と感じながら、暮らしていきたい。ただそれだけです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーー「これからの農業」や「これからの暮らし方」など具体的な未来像も提案されるようになってきました。そこに至った理由はありますか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">単純に、日本中でユニークなことを始めている人たちがたくさんいるんですね。そういう人たちがそこら中でガシガシと暮らし方を開拓している。そういった動きに感化されているのだと思います。そういう人たちのユニークさを横流ししていけば受け取った人たちも開拓を始める。そうやって社会は豊かになっていくのではないだろうかと考えています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">あとはもう、当たり前のことですが、僕らの生活が変わらなければ、社会は変わらないですから。個人の集積が社会である以上、それは自明です。例えば、地産地消がブームになれば、消費者が望めば、第一次産業も流通産業も変化します。だから「暮らし」は大きなテーマだと考えています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーー具体的な未来像の提案と同時に、共通したテーマを設けるのではなく、毎回、違うアプローチから未来についての話や考え方を、いろんな人に聞きに行って、対談記事として掲載していますが、今まで登場された方の話でとくに印象に残っている対談はありますか？　対談は毎回、刺激になっていますか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">対談はとても大きな刺激になっています。すべての対談が印象深いですね。発見の連続です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<strong><span style="color:#008000;"><span style="font-family: Helvetica;">ーー途方もなく思えるテーマを身近なところに引き寄せよるのは大変な作業だと思いますが、何をどう扱うかというのはどのような過程で決めているのですか？　侃々諤々の編集会議があるのでしょうか？　それとも後藤さんの頭のなかで出来上がっていくのでしょうか？　そのプロセスを教えてください。</span></span></strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">編集を手伝ってくれている仲間たちと会議を重ねて、毎号の内容を決めています。僕が最初に提示する興味が方向性を決めますけれども、その枝葉の部分について、仲間たちの助言は大きな助けになっています。そして仲間たちの興味も、紙面にはとても大きく影響しています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<strong><span style="color:#008000;"><span style="font-family: Helvetica;">ーーTHE FUTURE TIMESをつくっていくなかで、一番苦労することは何でしょうか？　持続する意思の力なのでしょうか？　経済的なことでしょうか？　時間的なことでしょうか？</span></span></strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">それぞれにTHE FUTURE TIMES以外の仕事を抱えていることです。本業の合間を縫って取り組んでいることですから、やはり時間的な制約をクリアすることが、もっとも苦労している部分だと思います。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーー世の中は少しずつでも変わっているという手応えはありますか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">僕が新聞を出す前と、出した後では、THE FUTURE TIMESが存在するという点で明らかな違いがあります。大きな手応えはありませんが、そういった事実は案外強く背中を押してくれます。手にしてくれた人たちがいるということが、ささやかな変化の証だと思っています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">実際、僕の音楽を知らないお爺さんから、感想をいただいたことがあります。そういったある種の越境が起きていることには喜びを感じています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーー今後、どのようなことを記事にしていきたいですか？　次号でやりたいことはありますか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">被災地の状況については、継続的に追いかけていきたいと思っています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color:#008000;"><strong><span style="font-family: Helvetica;">ーーミュージシャンとしての活動（曲作り、レコーディング、ライブ、ソロ活動）とTHE FUTURE TIMES編集長としてのバランスはどうとっているのでしょう？　つねに同時にあり、アウトプットが違うという感じなのでしょうか？</span></strong></span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">それぞれにアウトプットのチャンネルが違うようにも感じますが、その源泉は僕なわけですから、特にバランスを取ろうと意識してはいません。僕の内面から湧き出している意欲が原動力となって取り組んでいるうちは、そのどれもが分離せずに、僕の体の中でちゃんと繋がっていますから。無理に分けなくてもいいんです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;" />
<div style="text-align: right;">
	<span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">質問者：</span><span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">森内淳　</span><span style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Helvetica;">高田秀之（『宝島AGES』）</span></div>
<br />
<br />
]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>THE FUTURE TIMES 7号の発行に寄せて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2014/11/the-future-times-7.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2014:/gotoh//2.25</id>

    <published>2014-11-09</published>
    <updated>2014-11-14</updated>

    <summary> 	 	　『THE FUTURE TIMES』 7号が完成しました。特集記事は「...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<p>
	<br />
	<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/11/TFTvol7_hyo1_s-161.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/11/TFTvol7_hyo1_s-161.php','popup','width=1000,height=1419,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="TFTvol7_hyo1_s.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/11/TFTvol7_hyo1_s-thumb-300x425-161.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>　『THE FUTURE TIMES』 7号が完成しました。特集記事は「暮らし方で社会を変える」です。<br />
	<br />
	　2011年。東日本大震災の直後、僕は普段使っている駅の暗さに驚きました。計画停電で列車の運行本数が制限されるなか、駅の照明も間引かれ、電灯がないとここまで暗くなってしまうのかと率直に感じたのです。また、たとえばエスカレーターの手すりに沿って隙間なく設置された蛍光灯などに違和感を覚えました。僕たちは、必要以上の電気を使うための建物を建て続けてきたのだとも思いました。<br />
	<br />
	　そこで興味が湧いたのが建築物や街でした。そもそも建物が、僕たちをエネルギー漬けにしているのではないか、そんな問いが立ち上がりました。そして、いつかそういった問題について、建築家たちにインタビューしてみたい。そんなアイデアをずっと温めていました。<br />
	<br />
	　ただ、それをそのまま記事としてまとめるには、テーマが大き過ぎるとも思いました。「では、すべての建物を建てかえます」というようにはいかない。一つひとつの建物が集合した街となると、その成り立ちはとても複雑ですから、「社会は変わるのか<br />
	」という問いは、宛てどころのない手紙みたいなものになってしまうだろうと思いました。あるいは的のが大きいけれど、どこを撃っても点数の低い射的ゲームのようだとも。<br />
	<br />
	　それでも相変わらず、建物は僕たちの生活をコントロールしています。もちろん僕たちは壁を突き抜けることはできませんから、身体の動きは制限されるわけです。建物や街は構造的に強い。そういうことに抗うにはどうしたらいいのかをずっと考えていました。そして、強固な何かに立ち向かうのではなくて、僕たちの「身体の使い方＝暮らし方」を変えてゆくのがいいのではないか、そんなように問いは反転して行きました。<br />
	<br />
	<img alt="gg_tft.jpg" class="mt-image-left" height="453" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/gg_tft.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="680" /><br />
	　前置きが長くなりましたが、今回の「暮らし方で社会を変える」は、そんな特集記事です。街を変えるのではなくて、僕たちが変わること。制度の変革ありきではなくて、僕たちがどう変えたいと思っているのかということ。街や建物や制度の問題を取り上げるのではなく、僕ら自身の有り様についてを問い直す特集です。<br />
	<br />
	　建築家の藤村龍至さんには埼玉県鶴ケ島市とさいたま市のプロジェクトを通して、公共建築や行政への市民参加の可能性についてうかがいました。建築と民主主義。一見関係のないものが見事に繋がります。<br />
	<br />
	　岩手県の紫波町では、行政と民間の力で、補助金に頼らない新しい町づくりが進んでいます。地元・紫波町の木材を使ったエコハウスと地域熱共有について、同じく建築家の竹内昌義さんに解説いただきました。<br />
	<br />
	　札幌では「暮らしかた冒険家」を標榜するご夫妻を取材。僕らがどうやって暮らし方を変えて行けばいいのか、実践へのヒントがたくさんありました。<br />
	<br />
	　いとうせいこうさんの「あっちこっちと未来」は今回で三回目。7号では『トビムシ』の竹本さんと共に、日本の森林の豊かさと明るい未来について語っていただきました。また、エネルギー自給率100％を目指す岐阜県高山市の國島市長にもお話をうかがいました。</p>
<p>
	　そして、今号から憲法の特集もスタートします。初回は「憲法と民主主義」と題して、憲法学者の木村草太さんに、憲法とは何かという基礎的なことや、従来の護憲／改憲論とは違った角度から、僕たちに求められる &ldquo;市民としての成熟&rdquo; について語っていただきました。<br />
	<br />
	『THE FUTURE TIMES』7号は12月2日から配布されます。配布先については、トップページからのリンクに配布先の一覧がありますので、そちらを参照ください。<br />
	<br />
	　この新聞は無料です。有志たちが集まって、時間や労力を投げ出すようにして制作しています。僕たちはこの新聞作りを、社会への寄付だと考えているんですね。お金だけではなくて、行動だって寄付できるんだということを実践しているつもりです。<br />
	<br />
	　自費での制作ですから、ボタンひとつでお届けすることはできません。どうか街に出て、手にしてみて下さい。僕らにとっては、読んで下さる皆さんが、この新聞を探して街に出ることが、すでに、ほんの少しの変化なんだと考えています。<br />
	<br />
	「暮らし方で社会を変える」手に取って読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。&nbsp;Web版も随時アップしていく予定です。</p>
]]>
        
    </content>
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    <title>THE FUTURE TIMES 6号の発行に寄せて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2014/04/the-future-times-6.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2014:/gotoh//2.24</id>

    <published>2014-04-14</published>
    <updated>2014-04-15</updated>

    <summary> 　震災から3年が経ちました。 　あっと言う間の3年だったようにも思えますが、一...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/04/img005-158.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/04/img005-158.php','popup','width=600,height=850,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="img0006.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/04/img005-thumb-300x425-158.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>　震災から3年が経ちました。<br />
<br />
　あっと言う間の3年だったようにも思えますが、一方で、長い長いトンネルに入ったかのように、ずっと風景の変わらない車窓を眺めているような気分にもなります。そして、それでも強かに、いわゆる「東京」的なものがずんずんと進んでいて（その象徴はオリンピックなのかもしれません）、それを「復興」とは思えずに置いていかれてしまうような感覚もあります。<br />
<br />
　思い起こせば、震災後間もない時期に放送した『THE FUTURE TIMES RADIO』。放送は六本木ヒルズにあるJ-WAVEのスタジオから行いました。番組のオープニングでは六本木の交差点に出て、人気がなく薄暗い繁華街の様子をレポートしたように記憶しています。<br />
<br />
<br />
<br />
　あれから3年。六本木の街は何ごともなかったかのように、煌々と輝いています。ネオンもイルミネーションも元通り。まるで計画停電のことも忘れてしまったかのように。<br />
<br />
「復興」とは一体どういうことなんでしょうか。<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/04/IMG_8400_2-155.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/04/IMG_8400_2-155.php','popup','width=800,height=533,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="IMG_8400_2.jpg" class="mt-image-center" height="426" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2014/04/IMG_8400_2-thumb-640x426-155.jpg" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" width="640" /></a>
<p>
	　THE FUTURE TIMES 6号の特集は「三年後の現在地」です。<br />
	<br />
	　岩手県陸前高田市からは海に戻ることを選んだ漁師たちの覚悟と再生を、福島第一原発から3kmの双葉郡大熊町で行方不明の娘を捜索し続ける父親と仲間たちのレポートを、双葉郡富岡町では重苦しい現状とささやかな兆しについてのルポルタージュを、宮城県南三陸町ではある学習施設と子供たちの未来についてを、それぞれ記事にまとめました。震災や復興のすべてをフォローアップしたものではありませんが、それぞれに広がる風景から、想像の射程を拡げてもらえたらと願います。<br />
	<br />
	　そして、岩手県の大船渡では『ライブハウス大作戦』を取材しました。震災直後は不謹慎だとされた音楽にまつわるあれこれ。僕も含めて、ミュージシャンたちは思うところがたくさんあったと思います。音楽にできることは何なのか。その答えではないかもしれませんが、いろいろなヒントがこの活動には詰まっています。ジャンルや文化を越えて、『ライブハウス大作戦』がひとつの交流と出会いの「場」になっているのです。そんなことについての対談記事です。もちろん、継続することの重要性についても語られています。<br />
	<br />
	　そして恒例のインタビューでは、画家・彫刻家の奈良美智さん、ミュージシャンの畠山美由紀さん、詩人の和合亮一さん、ロックバンド THE BACK HORNの松田晋二さんという東北出身の4名に未来についてそれぞれ語っていただきました。<br />
	<br />
	　前を向いて進んでいくことももちろん大切です。けれども、そのスピードについて僕は問いたい。誰かを、何かを、置いてけぼりにしてしまうような速度で僕たちは進んでいるのではないか。<br />
	<br />
	　一度立ち止まって、これまでの3年のことを振り返りながら、これからについてもう一度考えるような、そんな紙面になりました。手に取っていただけたら嬉しいです。<br />
	<br />
	　Web版も紙面とは違うバージョンの記事を随時アップしていきますので、よろしくお願いします。<br />
	&nbsp;</p>
]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>THE FUTURE TIMES 5号の発行に寄せて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2013/07/the-future-times-5.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2013:/gotoh//2.23</id>

    <published>2013-07-24</published>
    <updated>2013-07-24</updated>

    <summary> 　THE FUTURE TIMES 第5号が完成しました。 　今号の特集は「震...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
　THE FUTURE TIMES 第5号が完成しました。<br />
<br />
<img alt="tft5_hyo1.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/tft5_hyo1.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" />　今号の特集は「震災を語り継ぐ」です。7月31日から配布がスタートします。<br />
<br />
　例えば、「これより下に家を建てるな」という石碑は年月によって朽ち果てて、町や村の風景の中に埋もれてしまう。また、多くの民俗史や郷土史の書籍に震災の記憶が書き綴られるけれど、誰にも読まれなくなって風化してしまう。そういう歴史の繰り返しの中に私たちは生きています。<br />
<br />
　一方で、「津波が来たら高台にそれぞれ、てんでんばらばらに逃げろ」という防災教育が多くの小中学生の命を救ったという例もあります。この『津波てんでんこ』という教えは、教訓を残すということの大切さと共に、伝えていくこと、共有していくことの重要性を私たちに伝えているのです。<br />
<br />
　そして幸いにも、様々な防災に関する情報を、住んでいる地域を越えて共有することが可能な時代になりました。これは本当に、とても大きな希望だと思います。<br />
<br />
　そういう視点から、紙面では災害を記憶するための方法について考えます。そして、この震災だけでなく、千年前の東北から現在まで、復興と未来、福島から始まった新しい取り組みについて、『東北学』の赤坂憲雄教授に語っていただきました。一万字を越えるロングインタビューです。<br />
<br />
　毎号掲載している「Connecting the dots 〜福島からの言葉〜」という記事では、その赤坂教授のインタビューでも触れられている、福島の会津からはじまった『会津自然エネルギー機構』の立ち上がりについて紹介します。<br />
<br />
<br />
　そして今号には、創刊以来構想を練っていた「贈与」についての記事を掲載します。何度も書いてきましたが、私にとって新聞を作ることは「行動を社会に寄付」することです。震災直後、募金の宛てどころのなさと手応えのなさにショックを受けた私は、「行動」もお金と同じように寄付できるのではないかと考えました。思えば、被災地で活動しているボランティアの皆さんは、まさに「行動」を寄付したことになりますよね。<br />
<br />
　そういう考え方について、内田樹さんと釈徹宗さんに、それぞれ「贈与」と「お布施」という視点から明快に語っていただきました。記事のタイトルは『贈与とお布施とグローバル経済』です。そう、この経済一辺倒の流れに対するカウンターとして、様々なヒントが「贈与」と「お布施」にはあります。是非、皆さんに読んでいただきたい記事になりました。<br />
<br />
　その他、原子力発電と遺伝子組み換え作物の以外な共通点を記録した映画『世界が食べられなくなる日』のジャン＝ポール・ジョー監督、スピッツの草野マサムネさん、ACIDMANの大木伸夫さんのインタビューも掲載します。<br />
<br />
<br />
　今号は、今回の参議院選挙の結果だけに捕われず、もっと長いスパンで物ごとを考え、私たちの子供や孫の世代に向けて何を語っていくのか、残していくのか、そいう普遍性のある記事を作ることができたと思っています。<br />
<br />
　歴史の教科書は時の権力が作ります。それは往々にして目が粗く、我々が簡単に改編できるものではありません。それでも、私たちには言葉があり、ペンがあり、それを残すコミュニティがあります。これは民俗史であり、郷土史でもあります。何も権力の側に立たなくても、そうやって繋いでいくこと、残していくことができます。その言葉に未来の世代が自由にアクセスできるとしたらどうでしょうか。30年、50年先のことを考えて下さい。<br />
<br />
「震災を語り継ぐ」という特集には、そういった大きなテーマを込めたつもりです。皆さんに届いてくれたら嬉しいです。紙面から、実社会に、画面の外に、取り出してくれたら本望です。<br />
<br />
　Web版も随時更新していきますので、よろしくお願いします。<br />
<br />
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    </content>
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<entry>
    <title>THE FUTURE TIMES 増刊号の発行について</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2013/03/the-future-times.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2013:/gotoh//2.22</id>

    <published>2013-03-27</published>
    <updated>2013-03-27</updated>

    <summary> 　THE FUTURE TIMESの増刊号の発行が決定しました。 　今回の特集...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
　THE FUTURE TIMESの増刊号の発行が決定しました。<br />
<br />
<img alt="tft_rec.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/tft_rec.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" />　今回の特集はレコードストアデイというイベントに合わせて、丸ごと一冊「音楽と未来」です。<br />
<br />
　東日本大震災からの復興やエネルギーの問題などを通して、「未来について考えよう」というテーマで発行してきた新聞ですから、このように音楽だけの特集をすることは、本来の新聞のテーマから少し離れたように感じるかもしれません。ですが、僕は音楽の現場で起きていることも、現代の空気を映す鏡のひとつだと考えています。<br />
<br />
　今回の特集号では、音楽の作られ方や聴かれ方、音楽の現在と未来について佐野元春さんに語っていただきました。音楽の現状、特にポップミュージックについて話をする場合、どうしても「CDが売れなくなった」というようなネガティブな話題になるように感じます。でも、そういった音楽ソフトの売上げ枚数や額面、つまり産業側からの視点だけで音楽全体が衰退しているように語られることには違和感を覚えます。そのあたりの感覚と音楽の未来について、佐野さんは明確に、ポジティブな言葉を発して下さいました。インタビューのタイトルは「僕らの音楽は鳴り止まない」です。詳しくは紙面をご覧下さい。<br />
<br />
　それから、今回の特集では、8名のDJ／ミュージシャンにアナログレコードへの愛着とその魅力について、合わせて「音楽とメディア」について語っていただきました。レコードだけではなく、CDやMP3などのデータ配信についても話していただいています。ワンクリックで楽曲のファイルが手に入る便利な時代に、どうして身体性のある「容れ物」にこだわるのか、あるいはこだわらないのか、とても面白いインタビューになりました。<br />
<br />
　<a href="http://www.thefuturetimes.jp/archive/no03/nakazawa/" target="_blank">以前に行った中沢新一さんとの対談</a>でもありましたが、音楽というのはもともと価格のつけようがないものだったと思います。才能に対して、尊敬や畏怖といった念からはじまって、そこに対価がいろいろなかたちで支払われるという流れだったはずです。けれども、現代では基本的に対価は前払いですよね。何よりもまず、お金のやりとりが先に来ます。もちろん、それを悪だとは言いませんが、何か少しずつ、作る側も受け取る側も、音楽のやり取りに双方向から宿されていた尊敬とか愛情とかいうフィーリングを忘れつつあるのではないかと感じます。<br />
<br />
　それはなにも音楽だけではなくて、大量に何かを買って、使い、捨てていく時代のあちらこちらで起きていることなんだと思います。極端な喩えですが、僕たちは豚を食べるときに豚の屠殺現場のことを考えなくてもいいような便利な世の中を生きています。<br />
<br />
　もちろん、「今まではずっと夢物語のようなクリーンでピュアな世界だったんだ！」などとアナログレコードの時代を誉め立てるつもりもありません。ただ、こうしていわゆる「不便」なアナログレコードが見直されていること、世界中でCDショップがなくなりつつあること、データ配信がどうやら主流になっていくこと、そういう移り変わりの中で見えてくることが沢山あります。<br />
<br />
　THE FUTURE TIMESの増刊号は、繰り返しますが、丸ごと一冊「音楽」の特集です。ですが、これは喩え話です。一号丸々、僕らの日々の中にある何かを映しています。「それってなんのことだろう？」そういう号になってくれたら嬉しいです。<br />
<br />
　ちなみに、5号はこれから取材が始まります。夏前にはお届けする予定ですので、しばらくは「音楽」の特集をどうぞ。<br />
<br />
<br />
<span style="background-color:#d3d3d3;">＜RECORD STORE DAYとは＞</span><br />
<span style="background-color:#d3d3d3;">RECORD&nbsp;STORE&nbsp;DAYは海外や国内のレコードショップとアーティストが一体となって、近所のレコードショップに行き、CDやアナログレコードを手にする面白さや音楽の楽しさを共有する、年に一度の祭典です。限定盤のアナログレコードやCD、グッズなどがリリースされ、多くのアーティストが各国でライブを行ったりファンと交流する日です。</span><br />
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    <title>THE FUTURE TIMES 4号の配布がスタートしました！！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2012/12/-the-future-times-4-web-twitterfacebooksnssns-webweb-the.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2012:/gotoh//2.21</id>

    <published>2012-12-12</published>
    <updated>2012-12-12</updated>

    <summary> 　THE FUTURE TIMES 4号の配布がスタートしました。配布先につい...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/12/tft4-150.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/12/tft4-150.php','popup','width=640,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="tft4.JPG" class="mt-image-left" height="300" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/12/tft4-thumb-300x300-150.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>　THE FUTURE TIMES 4号の配布がスタートしました。配布先については、<a href="http://www.thefuturetimes.jp/list/" target="_blank">こちらのリスト</a>を確認して下さい。無料です。<br />
<br />
　この新聞がどうして紙なのか、ということを色々な場所で訊かれます。もちろん、web版だけではないことには意味があります。<br />
<br />
　例えば、TwitterでもFacebookでも、その他のSNSでも、同じような考えや興味を持つ人たちが交流しやすいという反面、それがタコ壷化、つまり似たような人ばかりが集まってしまうということが起こります。だから、例えばいろいろな問題が話題になっているようにSNSのタイムライン上で見えても、別のコミュニティでは知っている人が少ないなんてことが起こります。<br />
<br />
　紙に刷ることの強さは、全く関係のないところで新しい出会いや交流を獲得できる可能性がwebとは別のかたちであるというところです。例えば、時事ネタを拾おうと思って買った雑誌には、自分にとってどうでもいい情報もたくさん載っています。そんな情報の中から、人生を変えるような映画に出会うかもしれない、というのが雑誌の魅力でもあります。でも、このような出会いは、ネット上で全く起こらないとは言い切れないですよね。<br />
<br />
　ではもう一歩、紙の魅力とは何か。<br />
<br />
　それは、例えば、このTHE FUTURE TIMESを誰かがどこかの喫茶店に忘れることから起こります。或いは、忘れる場所が会社の食堂でも構いません。実家の食卓の上でもいいのです。そうすると、THE FUTURE TIMESをもらってきた本人以外の誰かが読むかもしれない、というチャンスが発生します。これは紙ならではの出会いです。置き忘れることができる肉体があるからこそ得られる機会です。また、上書きされたり、流れてしまったりしませんから、その紙の上でゆっくりと情報が発熱します。急激な盛り上がりを作ることは難しいかもしれませんが、ゆっくりと、確かな温度が持続します。誰かが紙面を開く度に、その熱は立ち現れます。<br />
<br />
　実際に僕は、とある町の年配の林業家の方に話しかけられて、THE FUTURE TIMESの住田町の記事を読んでペレットストーブについて視察に行くのだという話を伺ったことがあります。こういう交流／対流は紙ならではのものだと、感動したことを覚えています。<br />
<br />
　情報に身体が、肉体があるということの意味、紙に書き付けられていることの強さ、それについては常々考えています。これは音楽とCDやレコード、ネット配信について考えることに似ていますから、ミュージシャンとして、とても勉強になります。<br />
<br />
　僕の尊敬する思想家・作家の佐々木中さんはこのような単文を以前にツイートしていたそうです（ある編集者の方からお教えいただきました）。感銘を受けた言葉ですので、ここに引用します。<br />
<br />
「史実。紙の本は戦争に強い。塹壕のなかでも列車来ぬ待ち時間でも配給待つ長蛇の列にあっても電源なしに読める。夜でも蝋燭一本で。両大戦中再読に耐え検閲官が理解できぬ高踏な良書は売れている。どんな大空襲でも完全消失した本は無い」<br />
<br />
　とても心強い言葉です。<br />
<br />
　大分、話が逸れました。<br />
<br />
　皆様、THE FUTURE TIMES、是非手に取って下さい。僕らが足で集めた情報です。町に、その足で取りに出掛けて下さい。そして、いろいろな場所に置き忘れて下さい。この狭いコミュニティから、もっと大きな場所に解き放ってあげて下さい。パブリックスペースに展示して、皆で回し読みして下さい。そうやって、予期せぬ出会いがたくさんあったら、本当に嬉しいです。<br />
<br />
　想いや気持ち、感情を肉体化させること。可視化させること。それはやっぱり、ちゃんと伝わります。別に紙じゃなくたって、想いや気持ち、感情や情報が肉体化されているものが身近にあります。それは人間です（だから、デモは意味があると僕は考えます）。<br />
<br />
　この新聞がどうして一切の広告を取らずに無料なのかは、また今度話します。<br />
<br />
　ではでは、THE FUTURE TIMES 4号。よろしくお願いします。<br />
<br />
<br />
　 ]]>
        
    </content>
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    <title>THE FUTURE TIMES 第4号について</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2012/12/the-future-times-4.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2012:/gotoh//2.20</id>

    <published>2012-12-03</published>
    <updated>2013-07-17</updated>

    <summary> 　THE FUTURE TIMES 第4号が完成しました。 　表紙は『NARU...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
　THE FUTURE TIMES 第4号が完成しました。<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/11/TFT04_hyo1-147.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/11/TFT04_hyo1-147.php','popup','width=800,height=1133,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="TFT04_hyo1.jpg" class="mt-image-left" height="424" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/11/TFT04_hyo1-thumb-300x424-147.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" /></a>　表紙は『NARUTO -ナルト- 』の岸本斉史さんが描いて下さいました。縁側から覗いた家族の、団らんのひととき。何気ないひとコマですが、とても温かい感触に溢れています。<br />
<br />
　インタビュー記事には、最新作『希望の国』が話題の園子温監督、作家の乙武洋匡さん、女優の松田美由紀さん、コミュニティデザイナーの山崎亮さんが登場。それぞれの想い描く &ldquo;未来&rdquo; について語っていただきました。<br />
<br />
　エネルギーの記事では、いとうせいこうさんと山口県熊毛郡上関町祝島を訪ねました。島の対岸に予定された上関原子力発電所と、その建設に反対するデモ。デモはなんと30年も続いています。豊かな島の自然と人々の暮らしを見学しながら、デモの話だけではなくて、様々な話題について、せいこうさんと対話しました。対談の全文は後日、web版としてもアップします。<br />
<br />
　また、第4号の紙面にはアナログフィッシュの楽曲『抱きしめて』のフリーダウンロードコードを添付しました。今を生きる僕たちに必要なフィーリングを有した素晴らしい楽曲ですので、是非ダウンロードして聴いてみて下さい。<br />
<br />
<br />
　そして、今号の特集記事は『それぞれのふるさと』と題して、福島第一原子力発電所にほど近い福島県の地域を訪ねました。震災直後から現在も南相馬市で捜索活動を続ける消防団『福興浜団』のフォトジャーナリスト・渋谷敦志によるドキュメント、誘致の声によって完成した子供たちのための室内公園『ふくしまインドアパーク 南相馬』、川内村村長・遠藤雄幸さんの『帰村宣言』にかける想い、20km圏内の富岡町を故郷に持つミュージシャン・渡辺俊美さんのインタビュー、この4本の記事を掲載します。<br />
<br />
　僕たちは、原発事故以降、様々な分断の中を生きています。例えば、放射能のリスクに対して、避難する人、しない人。行為にだけ注目すれば結果はふたつしかありませんが、人の数だけ、それぞれの選択があり、それぞれの &ldquo;理由&rdquo; があります。それでも巷には、マルバツクイズのようにふたつに分けて、お互いに厳しい言葉を投げ合うような風潮があります。<br />
<br />
　こういった分断には、想像力を持って抗わなければなりません。身体性を全く伴わない空想のことを &ldquo;想像力&rdquo; と呼ぶことはできないと思います。人の声に耳を傾けること。それぞれの立場や理由を知ろうとすること。そして思いやること。思い合うこと。それが本当の意味での &ldquo;想像力&rdquo; ではないでしょうか。<br />
<br />
　分かりやすい旗印となる言葉のもとに、人々をひとつのイメージのもとにまとめて語るのには無理があります。一方的に行われるイメージの単純化は、それは人間それぞれの顔を奪うような行為です。相手がのっぺらぼうであれば、その無機質さや匿名性に向かってどんな乱暴な言葉でも吐き出せてしまいます（もっとも、それを乱暴だとすら思っていないことがほとんどですが）。そして、その言葉は更なる軋轢と分断を生み出します。<br />
<br />
　震災から1年と9ヶ月。<br />
<br />
　僕らが本当に考えなければいけないこととは何か。この分断の元凶とはなんだったのか。紙面にはそれを直接書きつけてはいません。ですが、それを考えるきっかけとして、THE FUTURE TIMESが存在してくれたら嬉しいです。<br />
<br />
　第4号が皆様に届く、そのときを願っています。<br />
<br />
　WEB版も随時更新していきますので、よろしくお願いします。
<div id="myEventWatcherDiv" style="display:none;">
	&nbsp;</div>
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    <title>THE FUTURE TIMES 第3号発行に寄せて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2012/07/the-future-times-3.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2012:/gotoh//2.19</id>

    <published>2012-07-23</published>
    <updated>2012-07-23</updated>

    <summary>　THE FUTURE TIMESの第3号が完成しました。特集は『農業のゆくえ』...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[　THE FUTURE TIMESの第3号が完成しました。特集は『農業のゆくえ』です。<br />
&nbsp;<br />
<img alt="tft_img004.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/img004.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" />　私が農業へ興味を持ち始めたのは、震災の数年前に遡ります。<br />
&nbsp;<br />
　ミュージシャンはコンサートツアーで全国を回ります。車や電車の窓から眺める地域それぞれの美しい景色は長いツアーの癒しでもありますが、同時に、いつも心に引っかかる風景がありました。それは、国道沿いの巨大ショッピングモールと各地に点在する耕作が放棄された農地でした。このふたつは同じ全く場所にはないけれど、表裏一体ではないかという直感がまずありました。何らか、我々の社会を映しているのではないかと考えました。<br />
&nbsp;<br />
　今回の東日本大震災で被害を受けた農地は約2万5千ヘクタールに及びます。THE FUTURE TIMESで何度か取材に訪れた仙台市の荒浜地区だけでも、被災した農地の広大さにショックを受けたくらいですから、私には被害の全体像が想像できません。途方もないものだと思えます。<br />
&nbsp;<br />
　一方で、震災に関わらず、実にその15倍、滋賀県に匹敵する広さの耕作放棄地が日本国内に存在しています。<br />
&nbsp;<br />
　他の数字でも、日本の農業の現在を追ってみると、農業就業者の平均年齢は65．9歳で、65歳以上が全体の6割を占めていて、20年後には農業就業者の人口も半減すると予測されています。2010年の食料自給率は39％です。<br />
&nbsp;<br />
　都市に暮らす人たちから見れば、農業について、それ自体が「自然」のように錯覚してしまうかもしれません。ですが、農業は、実に長い年月を使って、人間が気まぐれな「自然」と向き合って獲得してきた科学でもあります。平野広がる水田の方眼には、例えば、数学の感触があります。その延長線上に、私は都市を想います。<br />
&nbsp;<br />
　これは何かに似ているとずっと感じていました。それはポップミュージックでした。たとえば、音楽は解析や制御を拒む原始的なフィーリングが宿っています。自分の中の、本来人間が持っていただろう野生と接続していることを実感します。それは農業が普段から対面している動植物の生態と近いはずです。いわゆる「自然」と文明の間の、境界のような場所にどちらも存在していると感じます。こういった想像が、農業への興味の源泉になりました。（※紙面で実現した中沢新一さんとの対談で詳しく触れています。）<br />
&nbsp;<br />
　復興が必要なのは、震災から直接的な被害を受けた地域だけではないと思います。これほど広大な農地が放棄されていることや、データが指し示す農業の現状は、私たちの社会の何を映し出しているのでしょうか。<br />
&nbsp;<br />
　エコでもロハスでもなく、農業というレンズで現在の社会をのぞき見ようというのが、今回の特集のテーマです。<br />
&nbsp;<br />
　記事は順次、こちらのweb版でも公開していきます。読んでいただけたら、嬉しいです。<br />
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<entry>
    <title>編集長通信 6/26 首相官邸前デモについて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2012/06/4511622-iaea53.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2012:/gotoh//2.18</id>

    <published>2012-06-26</published>
    <updated>2012-07-23</updated>

    <summary>　6月22日の首相官邸前の反原発／脱原発デモ。主催者発表では延べ4万5千人、警視...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010621-137.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010621-137.php','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="R0010621.JPG" class="mt-image-left" height="270" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010621-thumb-360x270-137.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="360" /></a>　6月22日の首相官邸前の反原発／脱原発デモ。主催者発表では延べ4万5千人、警視庁の発表で1万1千人が集まりました。一部の方からは「後藤さんがデモに参加するなんて残念です」というような反応がツイッター上でありました。電力の安定供給に対する不安を理由に、現在行われているような即時停止を迫るような要求はおかしいのではないかという意見もありました。<br />
&nbsp;<br />
　今回は、端的に、どうして今、デモが必要なのかについて書きたいと思います。<br />
&nbsp;<br />
　大飯原子力発電所は国際原子力機関（IAEA）が定める5つの安全基準を3つしか満たしていません。例えば、免震施設、格納容器ベントフィルターなどの整備を待たずに再稼働するのです。避難計画の見直しやヨウ素剤の備蓄などもされておらず、福島県の事故を受けての対策がされているかも疑わしいと感じます。<br />
&nbsp;<br />
　つまり、事故以前と同じ理屈、安全対策を軽視して「過酷事故は起きないだろう」という前提の元で原子炉を動かすことに、これだけ多くのひとが怒っているわけです。これでは、安全に対するルールがあっても、政府が動かすといえば動くということ。「ルールはありません」と言っているようなものです。今までデモに参加しなかったひとまでが怒っているのには、そういう理由があります。<br />
&nbsp;<br />
　仮にも再稼働が必要であるならば、福島県で起きた事故の教訓を活かして、設備を整えた原発から再稼働すべきです。それについても、十分な検証と説明が必要だと思います。<br />
&nbsp;<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010613-143.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010613-143.php','popup','width=360,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="R0010613.jpg" class="mt-image-left" height="480" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010613-thumb-360x480-143.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="360" /></a>　そして、相変わらず「デモ＝過激」、または「デモをするひとたちは考えが浅い」などという偏見があるので、ここに記します。現在の首相官邸前のデモには、様々な考え方のひとが参加しています。旗印は「脱原発／反原発」というシングルイシューではありますが、段階的に原発への依存度を減らすべきだというひとから、即時を求めるひとまで様々です。とても幅広いグラデーションで存在しています。（<a href="http://www.thefuturetimes.jp/archive/no02/demo/" target="_blank">主催者のインタビュー</a>なども参考にして下さい。）この写真はデモが始まる直前の風景です。TOPの写真は私が仕事で離脱する前、18時半くらいの写真です。向きは反対ですが、どんどんと人が溢れていく様子が、2枚の写真の比較から感じられると思います。<br />
&nbsp;<br />
　多くの参加者が感じているのは、今反対しなければ、段階的な脱原発もありえないのではないかという危惧です。事故の検証、再処理の問題、放射性廃棄物の最終処分場の問題、それを今までどおりどこかにしまいこんで、「経済」だけを旗印に使用していくのであれば、単純に福島県で起きた事故をなかったことにして、それ以前に戻ることと同じです。また新しい「安全神話」が立ち上がるだけです。<br />
&nbsp;<br />
　右でも左でもなく、参加者の多くは、この国の将来を考えているのです。（ちなみに、ごく少数ですが、仮装してきてしまう変わったひともいます。）今、こんな大切なことがデタラメな手続きで行われていることについて、私たちが憤怒の念を示さなければ、全ては現状維持されてしまいます。そうやって、誰かが決めるのだと高みの見物と決め込んでいるうちに、こういう物言わぬ社会ができあがってしまったのです。<br />
&nbsp;<br />
　僕のまわりでは、被災地のことを思ってデモには参加せず、震災からずっと物資を運び続けていたひとたちも列に加わりはじめています。<br />
&nbsp;<br />
　煽りたいわけではありません。考えて欲しいと思っています。<br />
<br />
　The Future Timesの制作を通じて学んだこと、それは肉体性を軽視してはならないということです。意識の中だけでは、社会は変わりません。町に出ることです。フィールドワークすることです。足を使い、身体を使うことはとても大切です。意見の表明の場合も同じです。1万人のインターネット署名とデモでは、情報の立体性と具体性の濃度に差があります。一人ひとりの行為の貴賎ではなくて、それを感じる側の受け取り方としての話です。<br />
<br />
　何を目的として、何を行うかはひとそれぞれでしょう。それでも、法を破らずに行われる意見の主張が、当たり前の世の中になることを願います。そして、望みます。もちろん、デモに対する反対意見もあって然るべきだと思います。<br />
<br />
　ただし、現在の僕には、ここで押し黙る理由が見当たりません。<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010602-140.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010602-140.php','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="R0010602.JPG" class="mt-image-left" height="360" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/06/R0010602-thumb-480x360-140.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="480" /></a>
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	&nbsp;</div>
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	&nbsp;</div>
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    <title>編集長通信 5/6</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/2012/05/-56.php" />
    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2012:/gotoh//2.17</id>

    <published>2012-05-06</published>
    <updated>2012-05-06</updated>

    <summary> 　2012年の5月5日、北海道電力の泊原子力発電所3号機が定期検査に入り、国内...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
　2012年の5月5日、北海道電力の泊原子力発電所3号機が定期検査に入り、国内に50基ある原子炉は全て停止した状態になりました。この事実を喜ぶべきかどうかは難しいところだと思います。けれども、この初夏の時点においては、原子力発電所が一基も稼働していなくとも、私たちの生活が成り立っていることだけは事実となりました。ただし、燃料の調達費など、電力会社が抱えている当座のコスト問題は度外視してのことですが。もっとも、原子力発電を維持した場合の、廃炉や放射性廃棄物の処理に関するコストの問題も、ずっと無視されてきたのですけれど。<br />
<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/501-118.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/501-118.php','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="501.jpg" class="mt-image-left" height="270" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/501-thumb-360x270-118.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="360" /></a>　4月の29日、私は『<a href="http://twitnonukes.blogspot.jp/2012/03/429.html" target="_blank">TWIT NO NUKES</a>』というデモに参加しました。このデモはツイッターで集まった個人の有志たちで運営されています。つまり、特定の団体が営利目的でやっているわけではないということ。誰でも参加できるデモ活動で、「特定の政治的スタンスに依ることなく、反原発／脱原発をのみを唯一のポリシーとして」と、彼らの告知用のブログにも明記されています。<br />
<br />
　当日は1000人以上のひとが参加し、渋谷の宮下公園から渋谷区役所を回って公園通りを下り、井の頭通りから宇田川町を経由して109の前を通過、スクランブル交差点を渡り、そのまま表参道駅まで直進、表参道を神宮前交差点まで進み、明治通りを原宿から渋谷へ向けて戻ってくるというルートで、このデモは開催されました。<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/504-122.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/504-122.php','popup','width=450,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="504.jpg" class="mt-image-right" height="360" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/504-thumb-270x360-122.jpg" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" width="270" /></a>　恥ずかしながら、デモ行進に参加するのは初めてでした。3月11日に日比谷で行われた東日本大震災の追悼イベントの後、少しだけ脱原発デモと並走するように歩いたことはありましたが、最初から最後まで参加するという経験はありませんでした。この日も、ライブのリハーサルの後、本番までの時間を使って参加したので、出発の時間には間に合わなかったのですが、公園通りを下るところでデモの最前付近のグループに混じることができました。<br />
<br />
　デモを外側から観るのと、実際に参加するのでは随分違いました。何が違うかというと、ゴールデンウィークで人出の多い渋谷／原宿ということもあってか、明らかに好奇の的になっていることを感じたのです。私は異物として見られているということを、多少、自意識過剰なバイアスがあるにせよ、感じずにはいられませんでした。<br />
<br />
<br />
　もちろん、沿道から「頑張って」声をかけてくれるひとたちも、手を振ってくれるひとたちもありました。ですが、ほとんどのひとは「変なひとたち」としてデモの参加者を眺めているのではないか、そういう意識が渋谷駅前のスクランブル交差点を抜けるあたりまで消えませんでした。初めての参加であることが原因なのかもしれません。だけれど、ここまでの異物感を自分（たち）に感じることは今までなかったように思います。<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/514-125.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/514-125.php','popup','width=450,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><br />
<img alt="514.jpg" class="mt-image-left" height="60" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/514-thumb-45x60-125.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="45" /></a><a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/520-128.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/520-128.php','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="520.jpg" class="mt-image-left" height="45" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/520-thumb-60x45-128.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="60" /></a><a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/521-131.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/521-131.php','popup','width=450,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="521.jpg" class="mt-image-left" height="60" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/521-thumb-45x60-131.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="45" /></a><a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/537-134.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/537-134.php','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="537.jpg" class="mt-image-left" height="45" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/05/537-thumb-60x45-134.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="60" /></a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　スクランブル交差点を抜けると、少しずつ気が楽になりました。街の雰囲気が変わったというところが影響していたのかもしれません。もしくは、単純に私が慣れたのかもしれない。いずれにせよ、そこから表参道まではそれほど好奇な対象としての視線を感じませんでした。ただ、明治神宮前の交差点では渋谷と同じような視線を感じました。なぜなのかは分かりません。そこから渋谷に戻る明治通りでは、もっとクールな、静観以下の、無視にも近いような雰囲気を感じました。ファッションの街からすれば、格好の悪い行為に映るのでしょうか。もちろん、これも私の自意識とバイアスによるものかもしれないのですが。<br />
<br />
　「環境に悪いから自転車で通勤しろ」というような主張を掲げたデモに、数万人も集まるような国も世界にはあります。すべてをよその国と比較して自虐的になるつもりは毛頭ないけれど、申請をすれば行える、権利として認められた行為であるデモがどちらかというと変わった行為とされてしまうのは、どういうことなのだろうかと思います。<br />
<br />
　原子力発電を継続していくのか、現状での再稼働は本当に緊急事態に対応できる設備を見直してのものなのか、直近のエネルギーの供給は大丈夫なのか、放射能の危険性をどいう捉えているのか（この問題は最も意見が別れるところでしょう）、いろいろな論点があるのだから、いろいろな意見もあるでしょう。デモをしている側も、「脱原発／反原発」という同じ方向性を持っているとしても、全てにおいて一枚岩のような同じ意見というわけではないと思います。いや、それでこそなのだと思います。ひとつ、だけであることは怖いことです。それは歴史が語っています。<br />
<br />
　ただ、ここに集まったひとたちは営利を目的としていません（主催の有志たちはこの点にとても注意を払っているように感じました）。特に利益らしきものが自分に直接返ってくることを期待もせず、それを分かったうえで、ゴールデンウィークの休日をこのような行為に捧げています。悪意ではなくて、「社会を良くしたい」という言葉に近い善意を持ち寄っています。この行為に浴びせる辛辣な言葉を私は知りません。エゴイスティックな行為ならば、一銭にもならず、ヒーローにもなれず、目立ったニュースにもならない（されない）場所では行われないと私は思うのです。<br />
<br />
　「お祭り騒ぎ」だと揶揄するひとがいるなら、こう反論したいです。お祭りならもっと楽しいものが現代には山ほどあります。<br />
<br />
　『The Future Times』は「歩かないデモ」を標榜してスタートしました。現在は、デモの最たるかたちである「デモ行進」について考えています。一般的な権利を使って、それぞれの考え方の違いはあるにせよ、社会のために何らかの意見を発信することが特異な活動になってしまう風潮は、かなり行き過ぎていると私は思います。<br />
<br />
　デモ行進も含めて、市民が意見を主張したり話し合ったりすることが、もっと開かれていくことを願います。<br />
<br />
　参加しないことや主張しないことが、面倒を回避するもっとも便利なツールとして無意識的にも意識的にも選択されてきたことが、この狭い島国に建設された50基（プラス福島の4基）の原子炉の問題にも繋がっているように私は感じます。ひとつの象徴のように思えます。<br />
<br />
　肉体性を持って参加することには、とても意義があると改めて感じました。<br />
<br />
　皆さんは、デモについて、原子力発電の問題について、どう考えていますか？<br />
<br />
<br />
]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>The Future Times 第2号発行に寄せて</title>
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    <published>2012-04-06</published>
    <updated>2012-04-06</updated>

    <summary> 『The Future Times』の第2号の配布が始まりました。 　とはいえ...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
『The Future Times』の第2号の配布が始まりました。<br />
<br />
　<img alt="img002_1.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/img002_1.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" />とはいえ、『The Future Times』って何？という人も、きっといるでしょう。Twitterのリンクから辿り着いて記事を読んではみたものの、一体、どこの誰が何のために作っているページなのかが分からない。そういうことは普通に起こり得ることなので、この場でもう一度自己紹介をさせて下さい。<br />
<br />
『The Future Times』は有志で作っている「未来を考える」新聞です。スタッフたちは、それぞれ自分の仕事を持っています。普段の生活の中から、自分の時間をこの新聞の制作に「寄付」してくれているのです。休日や空いている時間で、編集と取材を行っています。<br />
<br />
　そして、編集長は<a href="http://www.asiankung-fu.com/" target="_blank">ASIAN KUNG-FU GENERATION</a>というバンドで活動している私、後藤正文です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
「ミュージシャンが何故、新聞を作っているのか？」<br />
<br />
　このような質問を受けることが多いのは事実です。みなさんも、疑問に思っていることだと思います。これについての答えは、正直に言って「作りたいから」としか言いようはありません。ただ、動機やきっかけについては説明できます。<br />
<br />
　長い間、私は何らかの創作物を世の中に発することを生業としていますが、日本において、音楽、とくにロックの分野では、社会というものにコミット＝接続した表現をすることを避ける向きがありました。特に我々の世代に強かったと感じています。それについての疑問は日々膨らんで行きましたし、自分に対して常々問いかけてきました。自分の作る作品にも影響が出ていきました。<br />
<br />
　契機となったのは、このとてつもない震災です。<br />
<br />
　はっきりと、これは職業の問題なのではなくて、ひとりの市民として何かをしたいと思いました。震災の前から行っていた様々な準備が、この新聞のために役立ちました。例えば、音楽の歴史についての勉強は、新聞作りのヒントになりました。中世ヨーロッパの吟遊詩人たちが担っていた口頭のニュースペーパーという役割を、形を変えて模倣することを思いつきました。CDやレコードといったメディアに対して考え続けてきたことも、「紙」という媒体を選ぶことに繋がっています。そして、私は原子力発電に対する、かなり消極的な意見表明を2011日の3月8日に自分の日記で行いましたが、そこに対する当時のリアクションや、自分自身の「気づき」の遅さに対する後悔なども新聞作りの動機にはいくらか含まれています。<br />
<br />
　前置きが長くなりましたが、この新聞で掲げたいことはとてもシンプルです。<br />
<br />
「未来について話そう」たったこれだけのことです。<br />
<br />
　下からでも上からでもなく、自分の生活の中から、自分たちの暮らしや、その先にあるものについて考える。調べる。出会う。話し合う。そういうことのきっかけになれば良いなと思います。<br />
<br />
　そして、一切をこの画面から取り出さないといけません。身体や肉体といったことについて考えるのも大きなテーマです。例えば、Twitterで出会った情報や人や様々な事柄と、実際に肉体性を持って、ハグするように出会うこと。抱きしめるように体感すること。そういうことも、「紙」という媒体を作りながら探っていこうと思っています。この新聞は実際に、私の何気ないツイートから始まりました。作りながら勉強する、私にとっては全身を使った学びの場でもあります。<br />
<br />
<br />
　第2号は本日6日より配布です。配布先は<a href="http://www.thefuturetimes.jp/list/" target="_blank">リストのページ</a>から確認して下さい。そして、実際に街に出て、手にして下さい。多少面倒なこともあるかもしれませんが、探して手に取ってもらうことも、「紙」で発行していることの目的です。<br />
<br />
　何度目かの、長い自己紹介、失礼しました。<br />
<br />
　みなさんの手元に届き、そしてこの新聞をきっかけに新しい何かが、それぞれの場所で始まることを願っています。<br />
<br />
　]]>
        
    </content>
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    <title>編集長通信3/17</title>
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    <id>tag:www.thefuturetimes.jp,2012:/gotoh//2.15</id>

    <published>2012-03-16</published>
    <updated>2012-03-16</updated>

    <summary> 　4月6日の発行に向けて、THE FUTURE TIMES第2号の編集は最終段...</summary>
    <author>
        <name>Gotch</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://www.thefuturetimes.jp/gotoh/">
        <![CDATA[<br />
<br />
<img alt="img002.jpg" class="mt-image-left" height="425" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/img002.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="300" />　4月6日の発行に向けて、THE FUTURE TIMES第2号の編集は最終段階に突入しています。<br />
<br />
　2号では「一年後の現在地」を特集テーマに、被災地の現在を取り上げます。多くのメディアがこぞって『3.11』の特集を組んでいます。バブルのように、言葉の通り泡のような一過性のものでないことを願います。DOMMUNEで宇川さんがおっしゃっていましたが、「メディアが『3.11』を消費している」側面は否めないと私も感じます。その番組でも特集されていたように、『3.12』、つまり震災後をどう生きていくのかが、当たり前ですが、現代を生きる私たちの課題です。<br />
<br />
　特集記事では岩手と宮城の若者たちの取り組みを記事にしました。同時に福島県南相馬の現状と市民のネットワークについての記事も作成しました。福島出身の箭内さんのインタビューは、東京から福島を思うことについて、とても大切な言葉を拾い上げることができたと思っています。<br />
<br />
　放射性廃棄物の最終処分場の問題を取り上げた映画『100,000年後の安全』のマイケル・マドセン監督のインタビューも示唆に富む内容でした。<br />
<br />
　毎号恒例の「◯◯と未来」の記事は、スペシャルバージョンとして坂本龍一さんが登場します。かなり早い段階から『more Trees』などの取り組みを行ってきた坂本さんのインタビューは若いひとたちにこそ読んで欲しい内容です。そして、作家の西加奈子さん、『murmur』マガジンの編集長である服部みれいさん。西さんからは言葉を綴ることについての心持ちを、服部さんからは現代における女性性の意味と強さ、そして優しさを学びました。<br />
<br />
　エネルギーのページは、下水道から生まれるバイオガスを取材しました。取材に際しては、神戸市の神戸市建設局下水道河川部に協力して頂きました。親切な対応に感謝しています。神戸市の「こうべバイオガス」という取り組みは大変ユニークなので、是非、記事を読んでみて下さい。とても面白い記事です。<br />
<br />
　記事にも関連しますが、ひとつだけ違う話を。<br />
<br />
<a href="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/03/sm02-113.php" onclick="window.open('http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/03/sm02-113.php','popup','width=560,height=374,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="sm02.jpg" class="mt-image-left" height="240" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/assets_c/2012/03/sm02-thumb-360x240-113.jpg" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" width="360" /></a>　私の故郷である島田市が岩手県の大槌町、山田町の瓦礫の受け入れを正式に表明しました。そのことについては、私の連載に詳しく書きました。<br />
<br />
　ツイッターや、様々なブログでデマのような情報が飛び交っています。「島田市のものはもう食べられない」と言った、嘆かわしいとしか言いようのない言葉を書き綴っているひともいます。島田市出身者として、そのような言葉が外野から市民に向けて投げかけられることを、とても残念に思います。<br />
<br />
　瓦礫の広域処理の問題については、原発事故のお陰でデリケートな側面が確かに存在しています。（放射能のフォールアウトがなかったor極めて少なかった地域での瓦礫処理には専門家も慎重な姿勢を表明しています。）ただし、島田市を例にとるならば、瓦礫も焼却灰も事故前のクリアランスレベルの100bq/kgを下回るという試験結果が出ました。確かに、震災以後の政府の対応が私たちの猜疑心を増幅させた面はあると思います。ただ、その目ですべての物ごとを見るのは、ちょっと度が過ぎると私は思います。<br />
<br />
　環境問題を契機に、偶然にもこの国の一般廃棄物処理場（焼却場）の設備は高性能なりました。もし、ダイオキシンなどの問題が立ち上がっていなかったら、ここまで高性能のバグフィルターが施設に設置されていなかったかもしれません。関東地方の普通ゴミを燃やしただけで、その灰からは高濃度のセシウムが見つかりました。それは、焼却場の集塵施設が優秀だったからです。灰に濃縮されずに環境中に放出されつづけたら、どうだったでしょう。「信じられない」や、やり場のない怒りや悲しみをぶつける相手ではないと、私は思います。<br />
<br />
<img alt="sm01.jpg" class="mt-image-none" height="374" src="http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/images/sm01.jpg" style="" width="560" /><br />
<br />
　この煙突から出ているものは何だと思いますか？<br />
<br />
　実は、「煙（けむり）」ではありません。水蒸気なのだそうです。そのくらい、普段から煤塵（ばいじん）の濃度は厳しく管理されているのだという話を伺いました。<br />
<br />
「この煙突から出ているものは何だと思いますか？」という問いに対して、それぞれが抱く感情はひとつではないはずです。ただ、数字に目を向ければ、それは数字として一切の感情を排除したようにそこにあるだけです。読み取ることが出来るのは専門家だけです。残念ながら、一般市民としての私たちは、その数値に感情以外のなにかを持たせられる知識を有していません。<br />
<br />
<br />
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